シンガポール国立大学看護学部の4名の学生が本学で研修中です。

今年度より学生の相互訪問事業の協定を結んだシンガポール国立大学看護学部から、4名の学生が本学に訪れ研修を行っています。本日の午前中は、その学生も参加して、ネット回線でシンガポール国立大学の教員と繋がりながらのシミュレーション授業という新しい試みが行われました。シミュレーション用の人形を使いながら、メディカルシミュレーションセンター長の長谷川教授、病院の看護部も参加して頂き、急変時の対応を英語で学びました。急変時の学習にとどまらず、同僚や患者が外人であるときのコミュニケーションについても学ぶことが出来ました。
午後から学生は、中村教授の地域看護の講義に参加したり、附属病院の見学を行ったりしました。講義は日本語で行われましたが、学生に聞くと漢字はある程度わかるので、どんな内容かは概ね理解できたとのことでした。シンガポールの学生は、本学の実習や講義に参加したり、秋田の地域保健活動を見学したり、本学の学生とも交流しながら約１週間滞在し、その中の一日は角館で秋田の文化にも触れて楽しんでもらう予定です。そして、来年3月には本学から看護学生4名がシンガポールを訪問することになります。今後この交流事業を通して、学生の国際的視野が益々広がってくれればと、願っています。