理学療法学専攻ポリシー

卒業認定・学位授与の方針（ディプロマ・ポリシー）

理学療法学専攻では、次のような能力を身につけ、かつ所定の単位を修得した学生に学士（保健学）の学位を授与するとともに、理学療法士の国家試験受験資格を付与します。

1. 柔軟で豊かな人間性や高い教養を有し、医療に携わるものとしての高い倫理観をもって行動することができる。
2. 保健、医療、福祉チームの一員として多職種で連携して行動し、患者、障害のある人々、家族、異なる文化圏に属する人々の文化的背景や多様性を理解して良好な関係を構築することができる。
3. 専門的知識や技術を修得し、科学的根拠に基づいたリハビリテーションを安全に実施することができる。
4. 主体的学修能力および情報通信技術（ＩＣＴ）や数理・ＡＩ・データサイエンスの知識を身につけ、生涯を通じて課題を自ら探求し、その問題解決のために努力することでリハビリテーションの発展や質の向上に貢献することができる。
5. 患者や障害のある人々の回復や社会復帰、地域住民の健康維持や増進、英語運用能力を活用した国際社会での医療・保健活動などを通して、社会の発展のために貢献することができる。

教育課程編成・実施の方針（カリキュラム・ポリシー）

理学療法学専攻では、ディプロマ・ポリシーを達成するために、次のような方針に基づいて教育課程を構成します。

1. 教養教育科目、基礎教育科目、専門基礎科目、専門科目からカリキュラムを構築し、科目を体系的に配置することにより、社会の発展のために貢献できる理学療法士を養成するカリキュラムを構成する。
2. 教養教育科目および基礎教育科目では、専門職として求められる柔軟で豊かな人間性、高い倫理性、コミュニケーション能力、および英語運用能力を修得することができるカリキュラムを構成する。
3. 専門基礎科目では、専門科目の基盤となる人間理解、医学・医療、保健・福祉に関する知識を修得することができるカリキュラムを構成する。
4. 専門科目では、講義や実習を通じて理学療法士に必須な知識や技術を修得するカリキュラムを構成する。また課題を自ら探求し問題解決能力を身につけることができるカリキュラムを構成する。

入学者受入方針（アドミッション・ポリシー） 求める人物像

1. 作業療法学に興味・関心があり、学習意欲と論理的思考能力を持つ人
2. 国際的な視野を持ち、科学的探究心の強い人
3. 地域の抱える諸問題に関心があり、他者をよく理解し、細やかな配慮や行動・発言ができる人