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「令和5年度 精神神経学雑誌投稿奨励賞 地方会報告部門(優秀演題賞)」受賞

第77回東北精神神経学会 2023年10月1日にて、作業療法学講座の太田英伸教授らの研究グループ(北海道大学病院、札幌市立病院、秋田大学、秋田赤十字病院、金沢大学附属病院、聖路加国際病院、東邦大学医療センター 大森病院、日本赤十字社医療センター、三重大学)が発表した「早産で生まれた乳幼児の昼間の活動・夜間睡眠特性と精神発達」が日本精神神経学会より「令和5年度 精神神経学雑誌投稿奨励賞 地方会報告部門(優秀演題賞)」に選出されました。早産児は正期産児に比較し、ADHD・ASD等の発達障害リスクが2-3倍に上昇することが知られています。本研究では、生後1歳半の早産児101名の昼間の活動と昼寝・夜間睡眠特性をアクチグラフ(活動・睡眠計)にて客観的に評価することにより、発達障害リスクを検出し、発達予後を改善するCARE(Child Adult Relationship Enhancement 親子関係改善法)などの早期療育にスムーズにつなげる可能性を示しました。3歳以前の早期療育が発達障害リスクを持つお子さんの長期予後を改善することがこれまでの知見より明らかになっています。

「令和5年度 精神神経学雑誌投稿奨励賞 地方会報告部門(優秀演題賞)」受賞