「野球少年向け投球障害予防教室in 潟上」を開催（R6.11.4）

秋田大学は潟上市教育委員会、潟上市スポーツ少年団のご協力のもと、11月4日（月・祝日）に潟上市昭和介護予防センターにおいて「野球少年向け投球障害予防教室 in 潟上」を開催しました。

当日は潟上市の野球スポーツ少年団員45名と保護者や指導者ら合わせて約100名の参加がありました。今回の教室では、特別講師として元読売巨人軍の辻内崇伸さんにご参加いただきました。また南秋田整形外科医院院長の成田裕一郎先生にもご参加いただきました。

参加者は大学院医学系研究科保健学専攻の本郷道生教授、齊藤明准教授、照井佳乃助教、菊地翼助教、整形外科学講座の木村竜太先生、大学院生等（11名）、医学科ならびに保健学科理学療法学専攻の学生（3名）らが運営する9つのブースを順番に周り、超音波による肘の障害の有無の確認、骨の発達状況、靭帯や神経の状態、関節角度や柔軟性などを計測し、現在の身体の状態を確認しました。またプロチームでも使用されているスピードガンを使用して球速測定を行いました。さらにハイスピードカメラを用いた投球フォームのチェック・指導、予防のためのストレッチ指導も実施しました。そして最後には参加者一人ひとりに対して辻内さんから投球指導を行っていただきました。

潟上市では初めての開催となりましたが、当日は多くの参加者にご来場いただき、会場は熱気に包まれていました。参加した選手や保護者・指導者からは「自分の体のことが知れてよかった」，「今後も開催して欲しい」など嬉しい声が多く聞かれました。また今回は参加者一人ひとりがレベルアップできるように辻内さんからご指導、激励を頂きました。お忙しい中、特別講師を引き受けてくださいました辻内さん、参加された皆様に心より感謝申し上げます。秋田大学では今年度も選手や保護者、指導者が障害予防に関心を持ち、継続して取り組んでもらえるように県内各地で活動を続けていきます。

開催日時：令和6年11月4日（月・祝日）　9：00～16：00
会　　場：潟上市昭和介護予防センター
主　　催：秋田大学地方創生センター、潟上市教育委員会
後　　援：潟上市スポーツ少年団
参 加 者：潟上市スポーツ少年団員 45名　保護者・指導者　約55名