看護学講座の田中雄太助教が、日本集中治療医学会 第9回東北支部学術集会において、「奨励賞」を受賞しました。

本研究は、集中治療室（ICU）における緩和ケアの質を客観的に評価する指標（Quality Indicator：QI）を開発し、カルテデータを用いた測定の実現可能性を検討したものです。
全国の医療専門職によるコンセンサスを通じて28項目のQIを策定し、実臨床における適用と改善点を明らかにしました。
これらの成果は、重篤な患者とその家族のケアの質を高める上で意義深く、今後の全国的な質改善活動にも寄与するものと考えられます。
今後も、ICUにおける緩和ケアの充実と患者中心の医療の実現のための研究に取り組んでまいります。