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2013年11月13日(水)

山田祐一郎教授(秋田大学大学院医学系研究科 内分泌・代謝・老年内科学講座)がエルウィン・フォン・ベルツ賞1等賞を受賞

山田祐一郎 秋田大学大学院医学系研究科 内分泌・代謝・老年内科学講座 教授がエルウィン・フォン・ベルツ賞1等賞を受賞しました。

同賞は、日独両国間の歴史的な医学関係を回顧するとともに、両国の医学面での親善関係を更に深めて行く目的で、1964年にドイツの製薬会社ベーリンガーインゲルハイムによって設立された伝統ある賞で、今年で50回目になります。

今回の受賞は、「インクレチン:生理学、病態生理学、そして臨床医学への展開」の研究が評価されたもので、清野裕 関西電力病院 病院長、稲垣暢也 京都大学 教授、清野進 神戸大学 特命教授との共同受賞です。消化管因子であるインクレチンによるインスリン分泌の分子基盤を確立し、インスリン分泌におけるグルコースとインクレチンの相互作用やインクレチンによる膵外作用を解明するするとともに、糖尿病におけるインクレチンの役割を明らかにし、これらの成果によりインクレチン関連薬の臨床医学が切り拓かれたことが評価されました。

贈呈式は、2013年10月16日に駐日ドイツ連邦共和国大使館公邸でシュタンツェル大使ご臨席のもと、執り行われました。