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2022年12月01日(木)

保健学専攻 看護学講座 武藤 諒介 助教が世界看護科学学会(World Academy of Nursing Science)主催の第7回世界看護科学学会学術集会(7th WANS)において、『Best E-Poster」』を受賞しました。

論文タイトル

Comparison of the effects of shift work patterns on the psychological and physical fatigue of intensive care unit nurses in Japan

著者名

Ryosuke Muto, Makiko Sasaki, Yukiko Kudo, Yukiko Kikuchi

研究等概要

本研究は日本における集中治療領域に勤務する看護師の身体的・精神的疲労の影響要因を明らかにしたものです。
結果として日本におけるICU看護師の身体的疲労の影響要因は性別、勤務形態、上司からの支援、裁量であり、勤務形態では【二交代制(8、16時間勤務)】より【三交代制(逆循環)】で日勤前の〈ねむけ感〉〈不快感〉が有意に高いことが明らかになりました。
今後のICUにおける看護師の心身の健康により適した勤務体制を検討するための示唆を得ることができたのではないかと考えます。