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2024年12月19日（木）
医学系研究科 機能展開医学系 産婦人科学講座の小野有紀医員が公益財団法人 神澤医学研究振興財団 2024年度（第28回）研究助成金に採択されました。
医学系研究科 機能展開医学系 産婦人科学講座の小野有紀医員の研究テーマ「ライブセルイメージングを用いたヒト胚初期分裂のフラグメント形成機構の解明」が公益財団法人 神澤医学研究振興財団 2024年度（第28回）研究助成金（２５０万円）に採択されました。
公益財団法人 神澤医学研究振興財団は周産期を中心とするリプロダクティヴ・エイジ及び高･老年期の女性に発現する各種疾患に関する成因、予防、診断、治療等の多角的な研究の奨励等を行うことにより、医療･医学の発展を図り、もって国民の健康と福祉の向上に寄与することを目的とし、研究助成などの事業を行っています。
本邦においては少子化が進む一方で、出生数に占める体外受精児の割合は増加傾向にあり、現在では10人に1人が生殖補助医療を介して出生しています。難治性不妊症の原因として、受精卵の初期分裂異常のひとつであるフラグメント形成があり、ヒト胚初期分裂に頻繁に発生することが知られていますが、その発生メカニズムは未だ不明です。
本研究は難治性不妊症の発症メカニズム解明に貢献し、生殖補助医療における成績向上に資すると期待されます。