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2024年12月24日(火)
病院外・病院前での妊産婦救急を想定したトレーニングコースを開催しました
秋田県は日本有数の広い面積を持ち、特に冬季は雪による交通の制約が多く、医療アクセスが困難になる地域も少なくありません。このような環境の中で、妊婦や産婦の命を守るためには、多職種が連携して迅速かつ的確な対応を行うことが不可欠です。
そこで、秋田大学病院では「BLSO(Basic Life Support in Obstetrics)」トレーニングコースを開催しました。この研修では、産婦人科医、麻酔科医、救急救命士などが一堂に会し、病院外や病院前での妊産婦救急を想定したシミュレーションを実施しました。実践的な知識とスキルを学ぶだけでなく、多職種間の連携を深める機会となりました。参加者からは「現場を強く意識した内容で非常に有意義だった」との声が寄せられ、地域医療の強化に向けた重要な一歩となりました。