トピックス

2026年09月08日(火)

秋田大学が厚生労働省遠隔医療推進事業(日本整形外科学会)指定実証機関として実証を開始

厚生労働省「令和8年度診療科偏在対策のための適切な遠隔医療等推進事業」に、日本整形外科学会の提案が採択され、秋田大学と北海道大学が指定実証機関として実証事業を担うこととなりました。秋田大学では、研究責任者を整形外科学講座 宮腰尚久教授、代表研究者を木村竜太助教とし、①医療MaaSによる骨粗鬆症診療、②AI-OCRを活用した遠隔コンサルテーション、の2つのテーマに取り組みます。

実証テーマ1では、秋田大学医学部附属病院医療DXセンターと協力、施設入所中・在宅等で病院受診が容易でない方や、遠方・交通手段が乏しく医療が届きにくかった方を対象に、医療MaaSで地域へ出向き、超音波骨密度計測装置(REMS法)とポータブルX線を活用して骨粗鬆症未治療例を拾い上げます。診断・受診勧奨から治療導入、治療継続までを切れ目なくつなぐ地域連携モデルの構築を目指します。

実証テーマ2では、株式会社クオトミーとの共同プロジェクトとしてAI-OCRを活用し、症例情報から個人を特定する情報を除外した上で、画像・病歴・相談内容を安全な環境で簡便に共有し、地域医療機関から大学専門医へ相談しやすい体制を構築します。

今回の採択を契機に、医療アクセスの改善と専門医不在地域への診療支援の標準化を進めるとともに、将来的には胸部X線+AIによる骨粗鬆症スクリーニングや、多診療科対応の医療MaaSへの展開を目指します。

プレスリリース全文はこちらから

関連URL

厚生労働省「令和8年度診療科偏在対策のための適切な遠隔医療等推進事業」

関連画像